mamuさんのバリスタライフ

コーヒーのにやまつわること、バリスタの生活について書いています。コーヒー片手にゆったりお立ち寄りください。

Netflix『ヘッドスペースの瞑想ガイド 第1話 瞑想を始めるには』 レビュー

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こんにちは。ネパール駐在、アメリカ駐在を経て今は福岡でカフェをしてます。いつもは出勤ギリギリまで布団から出られない感じのだらしない人間なんですが、なぜか今朝は2時間前にぱっちりと目が覚めてしまい、Netflixのおすすめみてたらでできたのでなんとなく視聴したアニメ映像です。

 

わかんなくてもともかく瞑想してみる回


第1話は「瞑想とはなんぞや」「瞑想のためのマインドセット」「実際に瞑想してみよう」という流れです。瞑想とは私たちの心を鍛える技術であり、心を落ち着かせたり、心を休ませる能力がついて、身体や生活に良い影響を与えたりするものです。

 


数分でいいから毎日継続してやることが大事みたいです。それが1番むずかしかったりするんですが。呼吸に集中する、つまり『』やってる自分の行動にフォーカスすることで、雑多な思考を排除して、今置かれている状況を捉えるというのが、瞑想するための下準備のようです。

 

瞑想するための下準備


瞑想するっていったって、どういう心持ちでやればいいかわからないって人もいると思いますが、ここで瞑想の導入の導入みたいな例え話がでてきます。その例え話が自分にはドンピシャな例えだったんですね。それを紹介したいがために本記事を書いたりします。

 


ナレーター「道路から少し離れたところに自分がいると想像します。さまざまな形や色のが通ります。これが”思考”です。たくさんの思考が通り過ぎていくのを眺めてください。興味があるからといって、近づいて行ったり、ついて行ったりしないでください。もしそうなってるのであれば、そうなった状況を認めて、再び同じ場所にもどって、過ぎゆく思考を眺めることに徹してください...。」

 

他人の車に近づいていないか


たしかに、車やバイクが行き交う道路上を眺めていたとする。自分はあんまり車にもバイクにも興味がそれほどないのだけど、超高級車だとか、長ーい車だとか、金ピカの車だとか、雪がこんもり積もってる車だとか、ワンちゃんが窓から顔を出してる車だとか、そんなものが来たらたしかに思考は持って行かれたりする。

 


思考こそ持って行かれるかもしれないが、その車に近づいていったり、追いかけて行ったりはしない。屋根の雪をさらったり、わんこをよしよししたりなんかしない。「高級車なんてのってんじゃねー!」「長すぎるぞ!」「金ピカなんてありえない!」なんて怒鳴り散らかすこともない。

 

SNSで距離感保つの難しくない?


ネットの世界、特にSNSだと少し姿勢が変わってくるかもしれない。例えばTwitterのタイムラインに流れてきたものに対して「ツイート(車)が流れて行ったなぁ」と思えるだろうか。思えなかったり、思ったりする。それだからなんらかのリアクションをとったりする。ファボしたりリプしたりリツイートしたり。そうしてコミュニケーションが作られていく。

 


車(ツイート)が気に食わないから文句言ったり、それでも気が済まないから車の製造元(ツイ主)を攻撃したりする。道路を眺めていることは意外と難しかったりする

 


人間だから車に近づいてしまうこともある。でも気づいたらまた離れればいい。そして眺める。「あ〜、通り過ぎてるなぁ」「へ〜、あんな車もあるんだねぇ」と思ったらいい。とにかく刺激物である車(思考)と適切な距離をとり続けることが大事なんだ、ということが車の例えでしっかりとわかった気がする。

 

ゼロ距離ではどんな優秀な打撃選手でも柔術選手にはかなわない


苦手な人がいれば距離をとればいい。受け入れがたい思想があれば距離をとればいい。携帯に依存してしまうなら、いっそ1日中目に触れないところにおいて距離をとればいい。どうしても開いてしまうアプリは、後ろの方のページに移動させて距離をとればいい。近くに置いてあるものから意識をそらし続けれるほど人間強くない

 

遠くに置いても思考は持って行かれたりする。気づいた瞬間に道路の脇に戻ろう。じっと車を眺めよう。 


何事も距離感が大事、自分が苦しんでいるな執着してるなと気づけたら、すぐに距離をとる。逃げなくていい、適切な距離を取ればいい。気にならない程度に離れて、距離を保っていれば自然と意識は薄れる。「ふぅーん、そんなこともあったね」とか、忘れていく。忘れるから距離感を間違える、でも間違えたらまた距離を取ればいい。それの繰り返しなんだなと思った。

 

まとめ

この作品は前半説明、後半実践という構成でシリーズ化されている。なんだかおもしろそうなのでちょこちょこ進めていきたいなと思っていたりします。車の例えが秀逸だったので書き始めた本記事ですが、自分も物事とうまいこと心地よい距離感保てるようになったらなあと思ったりしました。何かにいつも引っかかってしまう人怒りっぽい人なんかにおすすめの映像でした。