mamuさんのバリスタライフ

コーヒーのにやまつわること、バリスタの生活について書いています。コーヒー片手にゆったりお立ち寄りください。

ネパール語といったら初めに思い出す言葉は

ずばり僕の場合は ケ ガルネ? です

 

自分のコントロール外のことが起きた時

例えば

  • バスがこない
  • 車が壊れた
  • 就職先がみつからない
  • サイフわすれた

 

もういつでもこの言葉はつかえます

 

ネパールで暮らしていた2年間

5万回は聞いたと思います

 

僕が行っていたカトマンズのタメルにある、トレッキングオフィスのガイドの二ラージさん。彼はまだ30歳と若かったですが、子供が2人いて新築も建てて、とにかくお金に困ってる時が多かったのです。

 

ガイドの仕事も入ったり入らなかった、年齢を考えるとガイドの仕事もそろそろキツい、そんな独り言をよく聞かされていました。

 

でもね最後は ケ ガルネ? と言って笑ってオフィスでいつも明るい笑顔でした。

 

ケ ガルネ?

 

ネパール人やネパールの文化を的確に表したフレーズだと思います。そんな ケ ガルネ? 今回は僕が体験したケガルネ的エピソードをすこしだけご紹介したいと思います。

 

1.自転車で登校中にバイクに轢かれる

今となっては笑い話ですが、学校へ行くとき王宮通りという大きな通りで、思いっきり後ろから跳ねられました。びょーーーんと自転車から投げ出された僕は空中を低空飛行して、その後地面をスルルルとすべっていきました。笑えます。

 

ワラワラと人が集まり、100人くらいの人だかりになりました。突っ込んできたのは20歳くらいの若いにーちゃんでした。僕のヒザは笑っていましたが、服が少し破けただけで、特に無傷でした。授業遅れるので、大丈夫よーと言ってその場を立ち去りました。よかった。

 

ネパールだと事故したら、救急車ではなく加害者の人が病院まで搬送するパターンが多いです。慢性的な渋滞で救急車くるの遅いので。もしくはその場でお金渡して解決することも多いみたいです。実際その場面をみたことはありませんが。

 

その時は、ちょうど雨が降った後で地面が濡れていた、王宮通りは舗装されたばかりで路面が凸凹してなかった、というのが不幸中の幸いでした。笑えます。ケ ガルネ。

 

2.飛行機とばない

僕はカンドバリという首都カトマンズから飛行機で1時間のところにある田舎町に月1訪問していました。最寄りのトゥムリンタール空港は滑走路が短く、霧も立ちやすく離着陸が非常に難しい小さな空港です。

 

カトマンズから国内線にのるときも、チケットをとってターミナルに入って電光掲示板にDELAY(遅延)の文字。ただ待つしかありません。運良ければ飛びますが、最悪は1日まってキャンセル今日は飛びません!お帰りください!みたいなことが起こります。2年いましたがスムーズに飛ぶことの方が少なかったです。基本、遅れて、時々飛ばない。ケ ガルネ。

 

3.学校の先生が無断で休んだりする

語学学校へ急いで行ったはいいが、生徒は揃ってるけど、待てど待てども先生がこない。誰かが先生の携帯に電話してみると、「今日は急な来客があるから授業やすむわ」。みたいなことがよくありました。

 

渋滞しまくってるので遅刻はよくあったし、学校自体が急にストで閉鎖されることもありました。うまいことFacebookで同期グループで「休み情報」があればいいですが、みんな情報拾えなかったみたいなこともよくあり、息切れて到着したのにすぐに学校を後にすることもありました。ケガルネ。

 

 

まとめ

あなたの1番初めに頭に浮かぶネパール語はなんですか?僕はケガルネでした。よかったらコメント残していってくださいね。よい1日を!!