mamuさんのバリスタライフ

コーヒーのにやまつわること、バリスタの生活について書いています。コーヒー片手にゆったりお立ち寄りください。

ネパールでは「美味い」より「辛い」と言った方がいい理由

ご飯を食べる時の褒め言葉って一般的には「美味い」じゃないですか?ネパール語では『ミト チャ』と言います。ミト(美味い) チャ(です) という意味。もちろん美味しかったら積極的に口に出していきたい言葉ですが、今回はこの言葉よりもっとネパール人との距離を縮める言葉をご紹介します。

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美味いより「辛い」

ネパールの代表的な食事はダルバートという豆のスープカレーやチョウミンという焼きそばがあります。大抵、日本人には少し辛めの設定になっていることが多いです。僕個人的な経験値ですが、美味しいと言うより辛いと言った方が反応がいいです。

 「ネパールではこれが普通だよ」「とうがらしをそのまま食べれるか?」「これだから日本人は...」みたいな会話が生まれます。辛いものを食べられる俺たちネパール人凄いだろ!?みたいな雰囲気も感じることが多かったです。

 

辛い=美味い

ネパール人の味覚は日本人のそれとはかなり違います。辛いと美味いは強力な結びつきがあり、辛いと美味い、辛くないとまずいくらいに思っている方が多いです。もちろん辛いのが苦手な人も沢山います。

 日本や日本料理店にネパール人を招待したときによく言うのが「味がない」という言葉。簡単に言えば「辛くなくて美味しくない」と変換できます。それだけ日頃から辛いものに親しんでいるという証拠なんですね。

 

辛いをネパール語で言うとピロ チャ

ピロ(辛い) が チャ(です)という意味になります。冒頭のミトチャと併用して使うといいと思います。僕はよく「ピロチャ、ミトチャ」と言いながら水をがぶ飲みしたり、ヨーグルト(ダヒと言います)をもらったりしていました。

 演じていたわけではないですが、本当に辛くて美味い、舌がヒリヒリするので水を飲み逆効果、ヨーグルトで鎮静化させる...みたいなことをよくやっていました。ネパール人の真似をして青唐辛子をボリボリ食べてましたから。でも慣れると食べれるようになりました。本当です。

 

さいごに

美味しいものも食べつつ、ネパール人とも仲良くなりたい!そんな時に使えるピロチャ。ぜひ使ってみてくださいね。ちなみに辛くしないでという言葉は「ピロ ナハルヌス」辛いのいれないで、という意味。もっと簡単に「NO コルサニ」Noとうがらし!と言っても伝わりますよ。ぜひ使ってみてくださいね。楽しいネパールライフをお過ごし下さい。